狂気山脈　陰謀の分水嶺

噂ほどには面白くなかった。というよりGMによるのかなと。 それと職業も大きく関係すると思われます。 「この状況」について理解しているキャラクターと理解していないキャラクターでまず理解度に差が生まれます。 なので、状況を知っているプレイヤーなりなんなりがちゃんと説明したり共有しないと「？」状態で進むキャラクターがいるのがなんとも。。（勿論私はハテナ側でした） 後ゲームの都合上仕方ないのですが、割と何もしない時間が多いです。 普通のマダミスでは基本プレイヤー達が率先して動きますが、狂気山脈はGMが率先して動きます。なのでどうしても受け身がちになってしまい、いつもの議論的なものがし辛いというのが難点だと感じました。

恐る恐るプレイしたがめちゃくちゃ面白かった!自分の視点も、終わった後の他人の視点も面白くてよかった。誰かだけが主役になりすぎていないちゃんと物語が均等な感じがすごく面白かった。 CoCの世界観を踏襲しているので、CoCに慣れているひとだとより楽しめるかなと思います。GM視点も楽しそうなので自分も購入して回してみたいです！

クトゥルフ神話で有名な小説として知られる狂気山脈、その雰囲気をゲームに落とし込み、そこで発見された死体を登山隊のメンバーとして捜査するマーダーミステリー。 クトゥルフ神話を知らない方でも、問題なく遊べる作りになっていると思います。 シナリオのギミックが作り込まれており、プレイヤーとして遊んだが楽しかったです。 ゲームシステムの進行上、遊ぶのに4〜5時間はかかるので、まとまった時間とオンラインでゲームを遊べる環境が必要です。 マーダーミステリーとして驚くべきギミックがあるため、人によってはプレイヤーで遊ぶだけでなくGMとしてゲームを遊んでも大いに楽しむことができるかもしれません。 ゲームのルールが少々複雑な部分もあるため、マーダーミステリー経験者同士で遊ぶことをお勧めします。